用語集 (五十音順)

2006年4月3日改訂

【ア行】

ACPA単位 ACPA認証講座の学習量を数値であらわしたもの。
ACPA登録マーク ACPAに認証されて登録された機関や講座が、講義要項やパンフレット、ホームページ等に使用できる、ACPAのロゴマーク。ACPA登録マークには、「講座認証マーク」と「機関認証マーク」の2種類がある。

【カ行】

講座実施機関認証 ACPA認証講座を実施し、講座を修了した個人に対する修了書の発行や、個人認定のためにACPAへの協力が可能な機関であることを認めること。
講座提供機関認証 教育機関(企業・大学等)が保有する講座をACPAに対して認証申請する場合、これまでの実績からみて、継続的に安定して講座提供できる機関であることを認めること。
講座認証 その分野の専門家によって、ACPAが定めた基準にもとづいて講座を構成する要素(教材、カリキュラム、演習・実習、テスト等)を審査し、実務に必要なスキルを、どの程度習得できるのかを明確にすることで、講座の一定の質と効果を認めること。講座認証を受けるには、あらかじめ講座提供機関認証を受ける必要がある。
個人認定 個人がACPA認証講座を受講して修了したことによって得られたスキルや、ACPA認証検定に合格したことによって認められたスキルを、ACPAが証明すること。

【サ行】

実務能力基準表 社会で広く求められている実務能力の基準を、ACPAで独自に定義した職種、スキルを使って記述し可視化したもの。「スキルマトリクス」、「職種ガイドライン」、「スキル項目説明書」を総称して実務能力基準表と呼ぶ。
職種 企業、団体における仕事・職務の種類。一般的な職種の分野をACPAで独自に設定したもの。職種の分野を、開発、SE、運用、営業、カスタマー、スタッフに分け、それぞれを職種レベル、専門分野を組み合わせて定義する。
職種ガイドライン 職種と職種レベルごとの定義、職務内容、およびスキルを示したもの。
職種レベル それぞれの職種の専門性の高さを表す指標。実務能力基準表には、ITスキル標準(ITSS)のレベルを参照し、エントリーレベルとしてレベル0、レベル1、レベル2を設けている。レベル0は就職前の準備段階、レベル1は入社1年目程度の社会人を対象とし、専門性を身に付けていく段階、レベル2は入社2〜3年目程度の社会人を対象とし、自らの得意分野について専門性を活かしていく段階。
スキルカテゴリー ACPAが定めたスキルは3つの階層構造になっており、そのなかで最上階に位置する分類名。実務能力基準表では、IT基礎、ビジネスヒューマンスキル、OSスキル、プログラミング、データベース、ネットワーク、セキュリティ、システム開発、システム開発(マルティメディア)、サーバーアプリケーション、ビジネスアプリケーション概要に分類している。
スキル構成要素 スキル小項目の中の要素を記述したもの。
スキル項目説明書 スキルカテゴリ、スキル中項目、スキル小項目、スキル構成要素の各階層の説明を記述したもの。
スキル習熟度 認証講座を修了することによって、習得できるスキル項目の度合いを定義した基準。
◆習熟度1:
スキル項目について基本的な内容を概略理解している。
◆習熟度2:
スキル項目について詳細な内容(方法・手法、他小項目との関連性等)を深く理解している。
◆習熟度3:
スキル項目について高度な内容を身につけ、操作方法や利用方法に基づいて実際に応用し実践できる。
スキル小項目 ACPAが定めたスキルは3つの階層構造になっており、そのなかで最下位部の分類名。スキル中項目の中のスキルを細分化したもの。講座の認証、個人の認定では、このスキル小項目についての認証、認定が行われる。
スキル中項目 ACPAが定めたスキルは3つの階層構造になっており、そのなかで2階層目の分類名。スキルカテゴリーの中のスキルを細分化したもの。スキルマトリクスでは、職種において各スキル中項目ごとの到達目標を星の数で表現している。
スキル到達度 3段階で表す。スキルマトリクス上のスキル中項目に対して、星の数で表現される。各職種に対してどの程度のスキルの到達が要求される度合いをスキル中項目の到達目標で示したもの。
スキルマトリクス 職種に対して必要とされるスキルを、スキルと職種の相関表で表したもの。

【ナ行】

認証 教育機関、講座、検定試験等に対し、ACPAが定める一定の基準以上の質、内容であることを認めること。
認定 個人の実務能力がある一定基準に達していることを認めること。