基準表整備事業
専門家の意見、企業ヒアリング、各種団体等の資料に基づき、企業活動で求められる実務能力の洗い出しを行い、職種・職務で必要とされる知識・スキル項目を体系的にまとめ、実務能力基準表として提示しています。
現在までに策定、公開している実務能力基準表は以下の通りです。
2006年度 |
IT分野基準表(Ver1.0)公開 |
2007年度 |
ビジネス分野基準表(Ver1.0)公開 |
2009年度 |
語学(英語)分野基準表(Ver1.0)公開 |
2011年度 |
大学マネジメント・業務スキル基準表(Ver1.0)策定 |
2012年度 |
社会人リテラシー基準表(Ver1.1)公開 |
大学マネジメント・業務スキル基準表(Ver1.4)公開 |
2015年度 |
大学マネジメント・業務/基礎(知識・能力)編(Ver1.5)公開 |
2016年度 |
IT基準表の大幅改訂(Ver4.1) |
実務能力基準表は、
公開サイト(AcPASS)にてダウンロード可能です。
実務能力基準表は以下の3つで構成されています。
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(1) スキルマトリクス: |
職種とスキルの相関表として、ある職種に求められる人材のスキル要件をマトリクス上で表記し可視化 |
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(2) 概要説明書: |
基準表の位置づけ、全体概要を記述 |
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(3) スキル項目説明書: |
スキルの分類項目とスキル要素を詳細に記述 |
【IT分野】 |
【ビジネス分野】 |
【語学(英語)分野】 |
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実務能力基準表(IT分野)スキルマトリックス【抜粋】

実務能力基準表(IT分野)スキル項目説明書【抜粋】

基準表の構成は下記の通りです。
- ・スキル項目群を、「カテゴリー」「スキル中項目」「スキル小項目」に体系化。
- ・「スキル小項目」は、「要素」により構成され、要素はスキル内容として説明。
- ・あるレベル、職種において、当該スキルが要求される到達レベルを「スキル到達度」として表示しています。
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概要を理解している(概要理解)。基本的な事項を概略理解している。 |
★★ |
高い内容を理解し、応用できる(部分的単独実行可能)。細かい事項についても深く理解している。 |
★★★ |
活用し実践できる(単独実行可能)。事項の内容をよく理解していて全体の繋がりを説明できる。 |
※スキルマトリクスで示す「スキル到達度」は企業等へのヒアリングを通して得た企業からみたスキル要求 レベルの目安であり、認証講座が具備する「スキル習熟度」と一致するものでありません。